東北夢時走 第四夜

どうも、B-CHALISE事DJ国崎です。

 実はこの旅夜のパートだけやけに生々しい記録が残っている様に書いておりますが、実際コレには理由があるわけです。
 理由?

簡単なことですよ。ただ録音していただけです。

唯ね・・・

 さて、やっとの思いで青森は国道4号と7号の終着点に我々がたどり着いたが、その日の終着点はそこではなかったのである。
 そう、その日の目的地(宿泊地点・予定)は、津軽半島の最北端竜飛岬であるからだった。
 そのため我々はその境目を見つけた後、無駄に感動をする暇も無くすぐさま次の目的地に急がなければならないといった状態であった。(但しそれはドライバーの私からの視点からの発言であり、実際には割かし皆のんびり?とした行動であった。)
 しかしただ青森を通過するだけでは味気ないということもあり、青森駅青森駅前通り、青森ベイブリッジ等夜の青森の市街地を少々ドライブしてから竜飛崎に向かう事にしたのだが、如何せん男3人。やっぱり助手席には"かわいい女の子"が座っていないと何も面白くないと改めて思った短いドライブであった。

 ちょうどポップンのウインターポップ"White love"が掛かっていた。秋と冬の足音が聞こえそうな寒い北国の夜。風情だけは大変に良いシチュエーションであった。


 そんなしんみりとした非常に良い展開が一瞬あったが現実は時間に追われ一路岬に向かって爆走する。ただそれだけなのである。情緒・風情何ぞはその疾風のさなかに吹き飛ばされてしまっているのだ。

 青森市内にある某コンビニに寄った後はほぼノンストップで岬まで疾走。何も減ったくれも無いように書かれているが正に何も減ったくれも無い状態。しかしそんな状況でもアホ展開バカ話は相変わらずに繰り広げられていったのである。
 その状況を岬に付くまでのダイジェストとしてどうぞ。

・コーンポタージュのホット缶が無くて絶望しかけるhiro
・東北のミニストップ率の高さ&コンビニの全国展開における地方による偏りを語るhiro
・その熱弁にタジタジのD-Ai
・浮いた話に黒い波動のhiro(つまりはヤンデレ思考?)
・その反面開き直りがバカみたいに速いD-Ai
・その話の甘酸っぱさと黒さに切なさを覚え、悶える(萌える)私
・彼女すらいねぇのに自分の子供はどう育てるかの討論。(絵に描いた餅か・・・と思っていても言葉に出せない)
・やっぱりhiroが絡むとサッカーの方面の話に向かうね。(良くも悪くも)
・生物学的種の保存のお話
・結論。エロく無い・エロを考えない年頃の男はいない・・・
・互いの気持ちの重さに揺れ動く葛藤
・忘れたくない過去、考えてはいけないIfの世界
・朽ち果てたD-Ai(まあただ寝ただけだ)
・海辺と山道、そして星空の下で思い出すあの思い。
・我々とは逆の道を歩む北斗星。(寝台特急、上り線上野行きとすれ違い)
・ホントのキモチと偽りのキモチ
・アナタだけしか居ない。それが理解できなかった失態
・筆者はそれを間違えはしない。彼女だけへの誓い、背中は任せてます。
・Another。彼・彼女の場合
・hiroの幸せとは?(恋愛・付き合い的な観点で)
・心配性すぎる為に生まれるジレンマ
・意外と筆者は信頼されているらしい。(とある方面限定らしいが、意外と驚きだ!)
・切ない詩、キミに届け。届くといいな
・実は筆者この時旅と関係の無いところで頭パニック。今すぐ飛んで行きたい状態。
・タイセツな人を失った時キミは如何するか。

 と、恋路、思い人等についてhiroと話していたらちょっと道間違えた・・・Orz
幸いにも間違った後すぐに気が付いたので、気を取り直してルート修正して疾走再開。再び海岸線をひたすら北に向かっていく。
 竜飛崎まで又ダイジェストで。

・サヨナラヘブン
・嫌いになれない思いと同属嫌悪
・もっと弱さを見せても良いんだよ。いや見せてください、好きならば。
・自然体のキミが好きだった。
・相変わらず起きねぇなぁD-Aiは、こんな良い語り合いをしているのに。
・気になるあの子は何処に・・・

 以外にも間違えた後、岬に付くのは意外と早かった。以前来た時より道が整備されていた為もあったためもあるか・・・利便性の中に隠れた落とし穴のようにある不便さとかが好きな私にとっては少し残念な気分ではあったが。狭い漁師町と海岸線を縫うように走っていたあの時が懐かしい。

 とりあえずD-Aiを叩き起こしつつ岬の下にある太宰治の記念碑がある駐車場へと向かう。駐車場には夜釣りだか早朝釣りの準備をしている先客がちらほらと見えたがそんなことはお構いなしに我々は早々と寝についた。


・・・・・ハズだった。

 別にココでhiroやD-Aiの暴露話等に火がついたり、変体話に花が咲いたりした訳ではない。既に先の二人は颯爽と寝に就いていたからだ。では何故?

理由は二つある
 一つは大量の蚊が我々の車内に潜入してきた事(寒いのによく入ってくるよ・・)
 もう一つはその時の足元にあった。基本私はどこでも寝れる体質だが、その時は長時間の運転もあり、足をしっかりと伸ばした状態で寝たかったのであるが・・・
 車のペダル類が足を伸ばす事を阻む・・・

まあそれでも寝たけれどね。気絶するように・・・・(このとき午前3時半であった)

まだまだ続きそうだなこりゃ